予防接種の同時接種は何種類までで副作用は?間隔の数え方、理由は?

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予防接種の同時接種は何種類までで副作用は?間隔の数え方、理由は?

 

新米ママさんが子供の予防接種スケジュールに頭を悩ませるというのはよくある話で、

殆どのママさんが母子手帳とカレンダーを眺めながら、接種スケジュールを一生懸命考えたという経験をお持ちです。

厚労省から指定されている接種が必須となっている注射以外にも、任意で受ける予防接種もあり、

同時に受けられるのか、間隔は何日空けるのかといった条件がスケジュールを組み立てる上で、

かなり重要な情報となっています。

予防接種

 

 

予防接種の同時接種は何種類まで?

日本は医療大国と呼ばれる事がありますが、予防接種に関して言えば欧米諸国よりもかなり遅れています。

例えば、つい最近まで日本ではポリオの予防接種は生ワクチン(生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたもの)でしたが、

アメリカでは不活化ワクチン(細菌やウイルスを殺して毒性を無くし、免疫をつけるのに必要な成分を取り出したもの)の接種が

当然の様に行われていました。日本がポリオの不活化ワクチンを許可し、ジフテリア・百日咳・破傷風と合わせた

四種混合の不活化ワクチンとして定期接種が始まったのは2012年の11月の事です。

 

この四種混合の様に最初から複数の病気に対するワクチンが混合されたものは少なく、殆どのワクチンが単独の病気に対しての

ものになっています。各ワクチンには接種の推奨時期がある為、その時期を逃さない様にスケジュールを組み立てるのですが、

発熱等によってスケジュール通りに予防接種を受ける事が難しくなる事もあるので、いくつかのワクチンを同時で接種する必要が出てくる事があります。

予防接種スケジュール図

 

同時接種に関しては、危険ではないのか、小さな子供がかわいそうといった声もありますが、一日も早く免疫をつけて、

危険な病気から守る為には欠かすことができません。世界中で何億人にも上る子供達が同時接種を行ってきている事もあり、

海外ではもはや常識になっています。接種年齢に達していれば、何種類でも同時接種が可能ですが、医師によって考え方の違いもある為、

上限を決めている病院もあったり、予防接種による副反応で発熱を起こすケースもあるので、親が子供の負担を考えて同時に2本迄と決めている事もあります。

 

尚、アメリカでは生後2か月で同時に6種類受ける事もあり、インフルエンザの予防接種も合わせて同時に9本打った事例もある様です。

日本では、今まで腕の上の部分と下の部分に接種することで左右合わせて4本接種が可能でしたが、日本小児科学会は、2011年に大腿部への接種を積極的に勧める声明を出しています。

 

2012年からは医師や自治体に向けた「予防接種ガイドライン」でも大腿部への接種がイラスト付きで勧められる様になりました。

海外では接種場所が広く、痛みも少ない大腿部への接種が普通に行われています。

日本では2011年に同時接種による死亡事例が発生し、同時接種に対して大きな不安を抱く人が増えました。

最終的にこの死亡事例はワクチンとは関係が無かった事が判明していますが、予防接種によって何らかの副反応が起きる可能性については、必ず理解し、納得した上で受ける様にしておきましょう。

予防接種の後にワクチンが原因で重大な副反応が起こる確率は極めて低いと言われていますが、万が一、重大な副反応が起きた場合、

同時接種の場合には、原則として任意接種の救済制度よりも手厚くなっている定期接種の救済制度が適用される事になっています。

これは、同時接種を行ったどちらのワクチンが副反応の原因であるかがはっきりわからないからです。

 

 

間隔の数え方は?

原則として生ワクチン接種後は4週間(中27日)以上不活化ワクチン接種後は1週間(中6日)以上の間隔を空けて次の接種を行う必要があります。

ただし、同じワクチンを続けて接種する場合は、ワクチンの種類によって接種する間隔が異なります。

例えば、不活化ワクチンの四種混合は2回受ける必要がありますが、1回目の接種から3~8週間の間隔を空けてから2回目を接種する事になります。

 

生ワクチンであれば4週間(中27日)以上、不活化ワクチンであれば1週間(中6日)以上とありますが、間隔は次の様に数えます。

 

例)

11月5日(火)に生ワクチンを接種→4週間後の火曜日なので、12月3日(火)から受けられる

11月5日(火)に不活化ワクチンを接種→1週間後の火曜日なので、11月12日(火)から受けられる

 

不活化ワクチンを先に受けると、1週間後には生ワクチンが受けられます。逆に生ワクチンを先に受けると、4週間を過ぎなければ、

不活化ワクチンを接種できない事になるので、両方の免疫を獲得するまでに時間がかかってしまいます。

もし生ワクチンと不活化ワクチンのどちらを打つか悩む様であれば、先に不活化ワクチンを打ってしまいましょう。

 

 

接種後1年を経過したら2回目の接種等、ワクチンによって接種時期が異なり、かなり間隔が空く場合もあり、稀に追加の接種を忘れて、推奨時期を過ぎてしまったという人もいます。

過ぎてしまったからといって諦めるのではなく、すぐにかかりつけの医師に相談しましょう。

医療に関する事は素人判断は厳禁です。同時接種、副反応、接種時期等、インターネットの情報を参考にするのは良いですが、少しでも疑問が残れば安易な判断をしないで、

医師や関係機関に相談する事をお勧めします。

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