鏡餅の意味、由来、飾る場所、飾る日はいつまで?みかん(橙)、昆布、海老等。

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鏡餅の意味、由来、飾る場所、飾る日はいつまで?みかん(橙)、昆布、海老等。

 

お正月飾りでイメージするものと言えば、門松や鏡餅ですね。

切り餅メーカーから、切り餅の入ったプラスチック製の鏡餅のお飾りが発売されたり、

今もなお、ご自宅でお餅を付いて鏡餅を作られる方もいらっしゃるでしょう。

お餅も作れるホームベーカリーも出ていますので、自宅で鏡餅を作る事もそれほど難しくないと思います。

ところで、お正月の準備では当たり前の様に鏡餅を飾りますが、そもそもこのお餅、何を意味しているのでしょう?

鏡餅 意味

 

鏡餅について

鏡餅の丸い形は、心臓を象徴化したものといわれ、新年の良運と年齢を授けにやって来る年神様に力を借り、魂の再生を図ったと伝えられています。

その為、鏡餅は年神の神霊が宿る聖なる供物として扱われており、これが鏡餅を飾る始まりであったそうです。

 

本来、餅はハレ(儀礼や祭り)の日に神様に捧げる神聖な食べ物であった事に加え、長く延びて切れないという特徴から長寿を願う食べ物でもありました。

平安時代、宮中では健康と長寿を祈願した正月行事の「歯固めの儀」と、鏡餅を飾る「餅鏡の祝い」がセットで執り行われていたと言います。

 

鏡餅はその年に収穫された新米で作る事で、餅に清らかな米の霊力が宿ると考えられており、大小2つの餅は、月(陰)と日(陽)を表し、

2つの餅が重なる事で、福徳が重なり縁起が良いとされる様になりました。

 

飾る場所

日本の家屋の中には神様を祀る場所が随所にあり、各場所に鏡餅を供えるのが理想的です。

最も大きく立派な鏡餅は床の間に供え、小さめの鏡餅ををキッチンやトイレ、居間や書斎などの各所に供えると良いそうです。

農家では、井戸や蔵、納屋といった建造物の他に、臼や杵といった農具にも小さな飾りと餅を供えています。

 

 

お飾りの種類

鏡餅につけるお飾りにも色々あり、各種に意味があります。

 

海老・・・腰が曲がるまでの長寿を祈る。

 

・・・木から落ちること無く大きく育つ為、代々(橙)大きくなって落ちないという縁起物である。

鏡餅 橙

 

昆布・・・よろこぶ(喜ぶ)の語呂合わせである。

 

串柿・・・喜(よ)いことがやってくる(嘉来)という意味と、財(たから)が串で刺したように集まるという意味がある。

鏡餅 串柿

 

搗栗(かちぐり)・・・ゆでて干した栗の実の事で、勝栗の語呂で縁起を担いでる。

鏡餅 搗栗

 

裏白(うらじろ)・・・先年に出た二枚の葉の間から葉柄をさらに延ばし、その先端から新たに二枚の葉が出る植物。

この様な形で、毎年葉を延ばしていくことから、久しく栄えわたるという縁起を担ぐ。形が左右対称なところから、夫婦の相性を祝う意味もある。

鏡餅 裏白(うらじろ)

 

譲葉(ゆずりは)・・・新しい葉が大きくなってから古い葉が落ちるので、代々家系がうまくつながってゆくことを祈る。

鏡餅 譲葉(ゆずりは)

 

 

鏡開きとは

供えた鏡餅を下げる日を鏡開きと呼び、神に供えられた鏡餅を鏡開きの日に割って口にする事で、神の霊力を授かり、一年の無病息災を祈るという習慣です。

鏡開きの日付けは各地方によって異なり、一般的には1月7日までの松の内を年神様がいらっしゃる期間とし、松の内が明けた1月11日に行います。

関西地方では、松の内を15日とする為、鏡開きを15日または20日に行う場合もあり、関西地方の中でも京都では1月4日に鏡開きが行われています。

 

お供えした鏡餅には神様の霊が宿っているので刃物を使う事は禁じられ、手や木槌などで叩き割るのが習わしです。

「割る」という表現も縁起が悪い為、末広がりを意味する「開く」を用いて鏡開きと呼ぶ様になったと言われています。

 

割ったおもちはお雑煮やお汁粉にしたり、かきもちにして食べる家庭が多いです。

 

鏡餅は大小2つのお餅を重ねた2段になっていますが、時々3段の鏡餅を見かける事があります。

3段の鏡餅は、かまどや台所を守る「荒神」に関係する鏡餅です。荒神様は、荒々しく祟りやすい神と言われていますが、

それだけご利益もあると信じられ、その荒々しい神様を鎮める為に正月飾りを掛け、鏡餅を供えて一年の家内安全を願っています。

荒神様はかまど神とも呼ばれる事もあり、3段の鏡餅は、火を取り扱う台所に供えると良いそうです。

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