書初めの筆の選び方、サイズは?用紙で東京、埼玉等サイズが違う理由。

<スポンサードリンク>


書初めの筆の選び方、サイズは?用紙で東京、埼玉等サイズが違う理由。

 

小学生の頃、低学年では硬筆、中・高学年になると毛筆で書初めをするという冬休みの宿題がありました。

中学生になっても書初めの宿題は出ていた記憶がありますが、高校生になってから今現在、お習字をする機会は殆どありません。

 

最近、書道ガールズが注目され、大きく太い筆を力強く使って大きな紙に迫力ある文字を書く姿に感動した一方で、

習字の時間に使っていた大筆と小筆しか知らない自分は、あんな大きな筆があるのかと驚きました。

筆においては、メーカーによって種類やサイズが違ったり、毛質、太さ、製法等、様々な特徴があるのだそうで、

宿題に出る書初めをする場合にも、適した筆があるそうです。

書初め 筆

 

 

書初めの筆の選び方

書初め筆という書初めに適した筆があり、通常の四つ切半紙よりも大きな紙に文字を書く書初めでは、大筆よりも書初め筆を使った方が、

大きく太く、伸び伸びとした文字が書けます。書初め筆を選ぶ時は、毛質と号数に気を付けて選びましょう。

 

<毛質>

筆鋒(筆の毛の部分)に硬い毛を使っている筆を剛毫柔らかい毛の筆を柔毫硬い毛と柔らかい毛を何種類か混ぜている筆を兼毫と呼びます。

剛毫には、イタチ、馬、狸、鹿の毛が使われ、芯のある力強い線を書くのに適しています。柔毫には羊、猫、兎の毛が使われ、伸び伸びとして柔らかな文字や、

流れのある、かな文字を書く場合に使います。兼毫は剛毛と柔毛が混ざっており、初心者でも書きやすいです。

書初め筆の毛質は、剛毫か兼毫が多いのですが、兼毫の方が柔らかさもあるので、力強く伸びやかな文字を書くことができるでしょう。

書初め 筆 サイズ

 

 

 <号数>

号数は筆の太さの事を指しています。太さは軸の直径で一号~十号に分類されていますが、メーカーによって多少の違いがあります。

一般に一号・二号は書初めの様な大きな紙に適した大筆の事を言い、三号~五号は半紙に適した中筆、六号・七号は細字に適した小筆と呼んでいます。

三号~四号筆は用途が広い為、初心者でも書きやすい太さです。

 

用紙サイズが違う理由

習字に使う紙は半紙が多いですが、書初めに使う紙は半紙ではありません。

半紙とは、和紙のサイズを表していて、縦横で約25㎝×35cmに紙を整形したものを半紙と呼びます。

書初めに使う紙は、八切り、半切、等と呼ばれていますが、地域によって課題と用紙の大きさが決まっている事もあります。

 

八切り(小型条幅)…17㎝×68㎝

東京小判…19㎝×68㎝

千葉判…21.5㎝×83㎝

半紙三枚版…24.3㎝×100㎝

埼玉版…26㎝×78㎝

東京版…27.5㎝×101.5㎝

宮城版…57㎝×25.6㎝

福島版…71㎝×22㎝

半切(条幅)…35㎝×136㎝

 

書初め用紙の規格が地域によって異なる理由は、伝統でも風習でもなく、独自の規格を作る事で利益を得る組織があるからというのが一説で、

真偽は明らかではありませんが、千葉版や埼玉版といった地域独自の規格の用紙はインターネットのショップでも取り扱っていないところがあったり、

時期によっては入手困難を極める事もあるそうです。販売者の立場からすると規格を統一してほしいという声が大多数の様です。

 

 

近頃、美文字という言葉がある様に、美しい文字を書くという事に注目が集まっていますが、

アート書道というジャンルがある様に、文字としては特段綺麗に書いてあるわけではないけれど、なんだか味わい深い文字だったり、

メッセージ性が強い文字だったり、人それぞれの感じ方が現れる書道は、趣味として取り組みやすい気がします。

2014年のお正月は、筆を持ち、神経を集中させて書初めにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?意外とハマるかもしれませんよ。

<スポンサードリンク>

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す