アニサキス症の症状は?発症の原因、感染経路は?予防、対策は?

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アニサキス症の症状は?発症の原因、感染経路は?予防、対策は?

 

夏のレジャーと言えば、海水浴。泊りがけで海沿いリゾートへでかけ、おいしい海産物に舌鼓を打つ予定を立てている方も多いでしょう。

たくさん食べて大満足な状態から数時間後、お腹が痛くなったり、気持ち悪くなった際、食べ過ぎたかな?食あたりかな?等と軽く考えていたらいけません。

もしかしたらアニサキス症感染しているかもしれませんよ。

 

アニサキス症とは?

アニサキスとは、生鮮魚介類を介する食品寄生虫です。イカ、サバ、アジ、イワシ等の内臓表面や筋肉に寄生します。

アニサキス

魚に寄生しているアニサキスは幼虫で、成虫はクジラやイルカの胃に寄生しています。

アニサキスの幼虫は人間の体内では成虫になる事ができない為、大抵は排泄物と一緒に体外へ出ますが、ごく稀にお刺身やお寿司の様に、

魚を生で食べた場合にアニサキスの幼虫が胃壁や腸壁にもぐりこんでしまう事があります。これによって引き起こされるのが、胃アニサキス症と、腸アニサキス症です。

発症までにどれくらいかかるの?症状は?

胃アニサキス症の場合は、海産物を食べてから3~4時間後、多くは8時間以内激しい腹痛吐き気や嘔吐じんましんの様な発疹の症状が現れます。

腸アニサキス症は、だいたい半日、長くて1週間後くらいに、腹痛の症状が出ます。

胃痙攣や胃潰瘍等の症状にも類似しているので、的確な判断ができる様に消化器内科の診断が受けられると良いです。

 

発症する原因は?

アニサキスが人間の体内に入るには、お刺身やお寿司の様に魚を生で食す事によるものですが、そもそも、生食用の魚は何故アニサキスに寄生されているのでしょうか。

 

アニサキスの成虫は先述の通り、クジラやイルカの胃に寄生しています。成虫はそこで卵を産み、その卵がクジラやイルカの糞と共に海へ排出されます。

海中で卵からふ化したアニサキスの幼虫はオキアミと呼ばれるプランクトンの一種に食べられます。食べられた幼虫はオキアミの体内で第3期幼虫となり、そのオキアミを餌にした魚介類に寄生します。

また、アニサキスに寄生された魚介類を捕食した別の魚介類もアニサキスに寄生される事になる為、感染が多種の魚介類へと広まるのです。

よって、自然界に生きる魚介類がアニサキスに寄生されている可能性は高く、アニサキスが寄生した魚を餌として与えていない養殖魚は、寄生されていないので安心して食べることができます。

 

予防や対策方法はあるのか?

・中心部まで十分に加熱するか、-20℃で48時間以上冷凍する

アニサキスは加熱冷凍する事で死滅します。

 

・内臓は絶対に生で食べない

内臓はアニサキスの寄生ポイントです。

内臓以外の箇所においても生食する場合は、より新鮮なものを選び、早い段階で内臓処理が行われた上で、4℃以下の低温環境に保存されているものが安全です。

 

 ・魚をさばく時によく魚を見る

アニサキスは目視できる大きさです。内臓表面や内臓に近い筋肉部分(ハラスと呼ばれる箇所)はよく見ましょう。

 

細かく刻む

たたきやなめろう等、細かく刻む調理法を用いると、アニサキス自体が傷を受け、胃壁や腸壁への侵入性が著しく低下します。

 

アニサキス症は比較的冬時期に多く、冬の食中毒とも言われるそうですが、刺身やお寿司は通年で楽しむことができますので、油断はできません。

尚、アニサキスに限らず、食中毒等、食べ物に関する安全情報について、東京都福祉保健局のホームページに「たべもの安全情報館」として掲載されていますので、こちらもチェックしてみてください。

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