松茸(マツタケ)に毒?栽培?天然の旬の時期は?国産と中国産の違いは?

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松茸(マツタケ)に毒?栽培?天然の旬の時期は?国産と中国産の違いは?

 

「香り松茸 味しめじ」と言われる様に非常に良い香りを放つ松茸。秋の味覚と言えば必ず名前があがりますが、

国産物は値が高い為、なかなか家庭の食卓にあがる事は難しく、一度は食べてみたいと憧れている人も多いでしょう。

輸入物は購入しやすい値段で店頭に並びますが、やはり国産と比べると風味が落ちている感じがします。

国内産地では松茸狩りを体験できるスポットもあるので、せっかくですから国産松茸を味わいに出かけてみましょう。

松茸 マツタケ

 

松茸とは?

松茸と聞くと高級キノコのイメージですが、その通り、日本国内のキノコの最高品種です

日当たりのよいアカマツの林が主な生息地ですが、ツガやエゾマツ等の針葉樹林に生息する事もあります。

松茸の菌は非常に弱いので、他の菌が繁殖できない様な痩せた土地に生息します。

秋の風物詩とも言われる様に国産松茸の9~10月ですが、比較的寒い東北地方の産地では8月の終わり頃から収穫でき

温暖な九州では11月半ば頃まで収穫ができる等、気候によって差がある様です。

国産松茸の主な産地は、長野県で国産の6割のシェアを占めています。東北の岩手県が2割のシェアでこの2県が国産の主要産地となります。

値段が安い輸入松茸は、その8割が中国産で、国産物と品種は殆ど同じです。7月~11月頃までが輸入松茸の旬の時期と言われますが、最盛期は9月です。

 

 

松茸はその素晴らしい香りから、香りを楽しむものと思われがちですが、その香り成分である「マツタケオール」には、

癌の予防効果があると言われています。

また、新陳代謝やアルコールの分解を助ける「ナイアシン」も含まれており、肌荒れ、二日酔いの解消、肝臓病予防の効果がある等、

嗅いで良し、食べて良しのキノコです。

松茸には毒がある?

松茸という名を持つキノコは複数存在しており、中でも「マツタケモドキ」、「バカマツタケ」の2種は有名とされています。

名前からして毒キノコじゃないの?と思う方もいらっしゃるでしょうが、日本で確認されている松茸に似ているキノコは、

殆どが食用で毒キノコの存在は確認されていません。

ですので、「マツタケモドキ」、「バカマツタケ」の2種も食用で、バカマツタケに関しては香りも味も松茸に劣らないと言われる程です。

 

松茸特有の香りがあれば食用可能という判断基準もある様ですが、先ほど出てきた「マツタケモドキ」は、特有の香りがしないのだそうです。

キノコは大変種類が多く、素人判断で採ったり食べたりするのは大変危険です。きちんと有識者に確認してからにしましょう。

 

人工栽培できる?

国産松茸が高額な理由。それは人口栽培ができない事です。

生育条件は他のキノコと比べて厳しい事はないのですが、松茸には酵素が無い為、アカマツ等の木に含まれる成分を栄養素にして、自分の力で成長するという事ができないのだそうです。

松茸はアカマツの根元に生息していますが、それは、アカマツ等の樹木が光合成によって得た栄養素を貰って成長する為なのです。この環境は自然でなければ作りだせないので、人工栽培が不可能とされています。

 

 

国産と中国産の違いは?

値段の安い中国産松茸は、国産と品種が殆ど同じと言われ、見た目には変わりませんが、食感は柔らかく、収穫してから店頭に並ぶまでに時間がかかる事もあって、国産に比べると香りが低いのが特徴です。

輸入松茸の香りが損なわれる原因は、鮮度検疫にあり、中国産に限らず、輸入松茸の場合は、検疫を通す必要から、

害虫や細菌の持ち込みを阻止する為に「土」を落として洗わなければならず、これにより、松茸の香りが飛んでしまいます。

 

中国産と聞くと、安全性に疑問を持たれる方もいらっしゃいますが、松茸は輸入の段階で、除草剤が基準値以下か検査をする様に義務付けられており、厚生労働省も各地の検疫所で抽出検査を行う等して、安全性を確かめた上で輸入しているそうです。

 

 

おススメのレシピは?

松茸を使ったレシピと言えば、松茸ごはん土瓶蒸しが有名ですが、自宅でも簡単に楽しめるのはやはり松茸ごはんです。

松茸の旬の時期が来れば、市販の松茸ごはんの素もスーパーで見かけますが、料亭と同じ作り方で炊いてみるのはいかがでしょうか。

このレシピは松茸ごはんに限らず、全ての炊き込みご飯に応用できるレシピですので、覚えて損は無いですよ。

http://www.youtube.com/watch?v=UBdmc9Ub3jg

国産松茸が高価なのは、人工栽培が難しく生産量が少ない為ですが、そもそも生産量が少なくなってしまったのは、

松茸が生息する松林の環境が変化している事にあります。アカマツの樹齢が高くなり、枯れていく一方だったり、

山に人が入らず、放置されることで落ち葉が堆積し腐葉土となり、松茸が生息しない土壌に変わっていたり、

松茸が育たない環境になってしまっている今、国産松茸の生産量は減少の一途を辿っています。

 

人工栽培の研究も進んでいますが、実現までにはまだ長い年月がかかる見込みです。

人工栽培と現存環境を自然生育に適した環境へ変えていく働きを進めていかなければ、

いつの日か、国産松茸が消えて無くなる日が来てしまうかもしれません。

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